前回、「ロコモティブシンドローム」について書きましたが、

「ロコモ」という言葉は、少しずつ認知されてきていますが

「ロコモ」について語る時に重要なキーワードとして

「サルコペニア」という言葉があります。アメリカのローゼンバーグ

博士が加齢による筋肉の衰えを疾患として扱うことを提唱し

「サルコペニア」と名づけました。

日本老年医学会は、「サルコペニア」とは、「身体的な障害や

生活の質の低下および死などの有害なリスクを伴う」ものと

定義している。すなわち、加齢に伴う筋肉の衰えは健康寿命を

短くする恐れがあるということです。

「サルコペニア」の簡易な診断では、年齢、歩行速度、握力が

利用され、年齢が65歳以上、歩行速度が秒速0.8m以下

(横断歩道を青信号の間に渡れない程度の速度)、

握力が男性の場合、26キロ未満、女性の場合、18キロ未満

の、三つが該当する場合、「サルコペニア」の可能性があると

判断される。

「サルコペニア」を予防するには、速足歩きと筋トレが効果的です。

(今回は中日スポーツの湯浅先生のコラムのお手軽エクササイズを

参考にしました。)



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